ねこのしっぽ

〜 NAWS ・ くろちゃん日記 〜

2018.02.26【ガガちゃん、またね😉】

まだ、くろちゃんも、みけおやアントンとも出逢っていない、

2年前の7月頃、繁華街で生活している

数匹のノラちゃん達の手術が行われました。

 

その中に、黄色の鼻水が出ていて、

痩せ気味で健康状態があまり良いとは言えない、

サビ猫が居ました💧

結果的に他の数匹は、

里親さんのお宅で生活できる事になったのですが、

この子はその場所にリリースできる環境と、状態でなかった為、

しばらく協会で過ごしました。

繁華街で数年生き抜いてきたであろう、

この子の名前は"ガガちゃん"と名付けました😄

実はガガちゃん、上唇の一部が無いため、

「にゃぁ〜」ではなく、

「ががァ〜ががァ〜」と言います💧

それプラス、“レディーガガさん”が名前の由来です!!

(ガガちゃん、以前の記事にも2回ほど登場していま〜す✌️)

 

⬆︎ガガちゃんのお口!こんなお口です!鼻の下から△に…

 

飲水量は多く、尿の量も多い😓

時々吐いてしまっていました⤵︎

歯はほぼありませんでしたが、

繁華街ではお腹いっぱいに食べれなかったのか、

毎日ごはんはモリモリ食べてくれました😆!

 

しばらくすると、初めて出逢った日よりも、

大分ふっくらしてきて、毛並みも良くなった✨

 

⬆︎いつもこんな目でじーっと見つめていただいてました😅

 

危害は加えられない、と思ってくれたのか、

日向ぼっこもリラックスして

気持ち良さそうにしてました☀️

 

触れ合おうと思って、手を伸ばすと、

「そう簡単にナデナデされないよーだ😝」と言わんばかりに、

ガガちゃんの手がペシッと出てきたりして💧

もうそこそこ、酸いも甘いも噛み分け生きてきたであろう

ガガちゃん!

自由に過ごしつつ、ちゃんとごはんの時間になると、

自分からケージにIN😮   

お互い困る事もさほどなく、

ある程度、人間との距離は保ちつつも、

ガガちゃんらしく日々を過ごしていたように思います😌

4か月ほどこちらで過ごし、

会員さんのTさんのお宅に行く事になりました🌸

Tさんのお宅では、ノラ猫で手術しても環境が厳しく

リリース出来ない、怪我をしていてリリースできない、

ガリガリに痩せていたり、

目に見えて健康状態が不安な子を保護し、

お世話して下さっています。

本当にありがとうございます🙇

 

ガガちゃん、Tさんのお宅でも、

室内で思うように過ごさせていただいてました😊

やっぱり時々吐いてしまい、

食欲不振になることもあったようですが、

Tさんは出来る限りのことをして下さいました✨

ゆっくり堂々と歩く、不思議な雰囲気を持ったガガちゃん😀

 

2月15日に異変を感じたそうです。

部屋の隅をぐるぐる動きまわり、所々に吐いた跡が…

ケージに入れ、落ち着いたみたいです。

 

2月17日  静かに眠るように、お空に旅立ったそうです。

 

ガガちゃんは普段、

相変わらず触らせてくれなかったみたいですが、

調子が悪くなってから、撫でさせてくれるようになり、

Tさんも喜んでいたんですって😊💕

 

「Tさん!今までありがとね❤️」って

気持ちを伝えたかったんでしょうね。

ガガちゃんは、

自分の家を持てて💕

毎日ごはんが食べられて😋

冬も暖かく過ごせて☺️

そっと見守って下さる方が居て😊

幸せな時間を過ごせたと思います✨

 

Tさん、本当にありがとうございました🙇

 

ガガちゃん、お疲れ様でした😄

またどこかで逢えたらいいね!


2018.02.16【山間の猫ふぁみりー]

市内の山際、急な坂道を車でグングン進んで行くと、

自然豊かで落ち着いた場所に辿り着きました。

この地域に、家主が亡くなり、誰も住んでいない家に、

"数え切れないほどの猫がいる"😵

と、お話を伺いました😔

 

どうやら、少々話しがややこしく、

元になる猫ちゃん達は、また別のお宅の子だったそうです…

そのお宅の方は、

随分前に引っ越されていらっしゃらないんですって😔

 

家主が亡くなられたお宅のご親族は、

別の場所に住んでいて、月に数回足を運ぶそうで、

その時にカリカリの袋を開け、置いてくるそうです。

 

やはり増えてしまっているようです…

(許可をいただいています。)

誰だかわからない人間には警戒して、姿を見せてはくれません😅

確認できるのは、数匹でした💧

そんなに健康状態が悪い子は、確認できませんでした😊

安心して日向ぼっこできる場所もあり、

敷地内には雨風をしのげる屋根付きの囲われた場所があります。

 

20匹以上は居るようで、やはりフードは足りる量ではなく、

この子達を気に掛けて下さっている

ご近所の方がごはんを与えて下さっているとの事です!

長毛の子がチラホラ居るようです😺

写真は、ご近所の方のご自宅で、

ごはんを頂いている所だそうです。

この方が、数匹の不妊手術をして下さったようです。

ありがとうございます🙇

元々の猫の飼い主さんは、その地におらず、

そこから猫が増えて、ご近所さんのお宅に散らばった…

知らない人から見ると、

              “ノラ猫⁈”

と、思う猫達も、

元をたどれば飼い猫なんですよね〜😑

 

現在、いろいろな方のご協力もあり、

何回かに分けて、不妊手術が行われています。

 

どなたかにご迷惑を掛ける可能性があるなら、

ご迷惑を掛けないようにするしかないのでは?

と、思います😔

「不妊手術は人間のエゴだ!!」

そうおっしゃる方もいらっしゃいます。

地域のノラ猫問題!ご近所トラブル!が全く無く、

誰もがノラ猫達を温かく見守り、

ノラ猫達も飢える事無く、

事故に遭う心配も無く、

野生動物に襲われる危険も無く、

生涯幸せな猫生を送れるなら必要ないのかもしれません😌

 

…とは、言っても、病気のリスクは

残りますが…

いろいろ考えても、室内が、一番安心ですよね✨


2017.02.09【猫だって寒いよ〜💦】

ここの所、雪が降る日々が続きました⛄️

まだまだ寒い日が続きます。

 

外の猫ちゃん達の寒さ対策、工夫して下さっている方も多く、

外猫ちゃん達もなんとか、寒さをしのいで

冬を乗り切っているようです😄

 

いつの日からか、お庭に毎日来るようになった猫に、

ごはんを与えて下さっている方々、ありがとうございます✨

お話しを伺うと、

「ごはん食べたら姿が見えなくなるから、

寝床なんかないよ!」とか、

「外に居る猫だから、ちょっと寒くたって大丈夫!!」と、

おっしゃる方も中には、いらっしゃいます。

人も猫も、もちろん犬も、

一定の体温を維持することで体の恒常性を保っています。

 

冬にかけてノラちゃんの数が一旦減少するようです😔

冬に抵抗力の弱い猫は病気にかかったり、寒さに抵抗できず、

そのまま命を落としていくことも…💧

寒さにより、感染している病気が

発症してしまうこともあるそうです。

ランは、そのまま外に居たら、

この冬を乗り越えられなかったのでないか…と思います😓

 

"寒さ"に対しては、

全ての猫が極端に寒がりというわけではなく、

個体差があるようです!

寒冷地に生息する種の猫は、寒冷地用の長毛😸

日本猫は猫の種類の中でも少々寒さに弱いようです😌

 

◎活動量が多い、筋肉質、元気な若い猫                  

     ▷ 自分で発熱する機能が高い

                        ↓

 “少しくらいの寒さでは寒がらない”

 

◎あまり動かない、痩せている、中高齢、衰弱している猫

    ▷ 発熱する機能が弱まっている

                        ↓

               “寒さに敏感”

 

       《外で生きていく猫達》

体が強い、または寒さを乗り越えられる

温かい場所を見つけられる猫のみが生き残っていけるのでは?

という事です😓

 

猫達は、ごはんを与えてくれる方の顔をちゃんと覚え、

信頼して毎日やって来ます!

もし良ければ、ごはんを食べた後で

しばしの休憩を安心して取れる場所を用意していただけたら…

是非、暖を取れる囲われた場所を用意していただけたら、

幸いです🙇

⬆︎Yさんが、猫達の為に作ってくれる

"ベットボックス"です!

発泡スチロールの屋根で、雨や雪を通さないように!

側面は、ビニールで覆われていて風をブロック😊

爪も研いでしまうので、そこもカバーしてるそうです✌️

実は、ダンボールの内側は、発泡スチロールで二重構造!!

保温性をUP⤴︎😉✨

中には起毛素材の毛布やフリースを入れて、

体温を蓄え、出来るだけ熱を逃がさないように!

扉は、少し外側に浮かす構造で、直接風が吹き込まないように!

この扉、逆側にも付いてます😃

前方から、敵となる者が迫って来た際に逃げ出せるように❗️

そして!多頭数が暖を取る為に"猫だんご"になり入った場合、

空気の通り道がある事で息苦しくなることも防ぎます😁

現在は、更にパワーUP⤴︎⤴︎したボックス

が製作されているようですよ!

 

やはり、猫も温かい場所を探して移動しています!

寒い時期には、太陽が当たる場所に少しずつ動きながら、

休息を取ります😌

くろちゃんもアントンも!冬場は、

朝日をたっぷり浴びて体温を上げていました☀️

 

連日、太陽が顔を出さず、気温が低い日が続くと、

外にいる猫は体温を保てるような場所がなければ、

やはり低体温になってしまいます😥

ランとマリーは、室内で生活しておりますが、

暖かい場所を探しては移動して、一日を過ごしています☺️

ランは、被毛がウブ毛程度しかなく、

皮膚の状態も悪く、体温調節がうまくできません💧

マリーは高齢になってきていて、内臓の疾患もあり、

食べる物も、十分な量を食べれません💧

そして、動き回る事もさほどないので発熱する機能が

とても弱いです💦

だから…ほぼ寄り添って過ごしています😅

 

ある時、こんな物を目にしました😀

今はこんな立派な屋外用キャットハウスが

約10万円で売られているんですね〜

外猫の多頭飼いに、良いそうです!

 

体全体がスッポリ入れる箱があるだけで、

かなり暖かく過ごせると思います😃

暖かい場所を作っていただけると幸いです🙇


2018.02.06【みけおたん💕】

みけおは本当に好奇心旺盛!!

ちょっとした壁紙の剥がれゴミでも、

迷い込んで来た小さな昆虫も、

すぐに見つけて、オモチャにしちゃう😊

(虫さんはすぐに救出し、外にリリースします。)

「チョイッ!おまえは何ものだぁー⁈

コロコロコロコロしやがって〜!」

「チョイッ!チョイッ!!

猫パンすると、ペタッとするよぉ〜💦何これ⁈」

「チョイッ!チョイッ!シュッシュッ!!👊

我ながら、いいパンチ😁♪♪♪

おぉーーーーーぃ❗️急にどんどん前に出るなよーー😮

前後ろ前後ろでコロコロしてたくせに〜😟

あっあっ💧バランス崩したじゃぁ〜ん😵」

「おっ!何だこりゃ⁈」

「おれの好きな、みどりのオモチャと

ネズミのブラブラを合体したにぁーーー!」

「シュウィーン💫シュウィーン💫

クルクルまわるにぁ〜おもしろい😆」

「とりゃぁー❗️とりゃぁーーー❗️」

「ちょっと休憩…」

「とりゃっーパンチ&キ~ック!」

「ミラクルキーーーーック!!!!ワァチャァーーー❗️❗️」

「あっあぁ〜ちょっ!ちょっ!足!足!足取られたよー💦」

「足、離してくれ〜…😑💧」

 

いつもわんぱくな、"みけおくん"でした😊


2018.01.24【お寺の猫😺】

ある日、お仕事で市内のとある場所に行かれた方が、

お寺に猫が沢山居るのを見かけたんですって😮!

 

そのお寺の方に、手術してあるか伺ったところ、

“してない”という事だったそうです。

20匹以上になるとの事!!

 

周囲の方のご協力もあり、手術をする運びになりました。

 

昨年末から始め、1回の捕獲の為に捕獲器を5台ずつ用意し、

1回目 5匹、2回目 4匹、3回目 5匹、

4回目 5匹、5回目 1匹、6回目 2匹、

現在計6回で22匹の手術が済みました😄

触れる猫ちゃんは数匹で、あとの子は距離を保っているそうです😑

ノミやダニも確認できず、

鼻水や目ヤニグジュグジュな子も目立たず、体格も良く、

ごはんはしっかり頂いている様子😄

ケージ越しに近付くと、

「なに⁉︎なに⁉︎誰だよー😩近付くなよぉー😣」と、

アワワ💦アワワ💦となりますが、

威嚇するでもなく、

ごはんを頂き、のんびりと☀️穏やかに日々を過ごしているように、

感じられました😀

とは、言っても!これ以上増えればお世話も大変に😣

中には、ブラックスモーク系の子も数匹!

一番多いのは、黒白ハチワレ😊

茶トラの猫は一匹だけ!!

この子は一番最初にこのお宅に来た猫だそうです☀️

搬送されて来た子達は、ほぼ推定1~2

歳で、2~3歳の子は2~3匹ほど

この1~2年で増えたようです💧

メスの割合が少ない事で

更なる増殖を防ぐ事が出来たのかなぁ〜😯

去年の秋産まれの子の姿は、見ないとの事です。

ここまで22匹の内訳は、

メス7匹・オス15匹

5匹搬送された日、5匹共オスだった日もあったんです💦

 

「お寺に捨てられていく猫もいる」

と、おっしゃっていたそうです😣

 

簡単に"命を捨てる"という事が出来ない

世の中になって欲しいものです。

「朝、ちょっとお腹が空いちゃって…😞

ついつい、いい匂いに誘われて…😓

このスカスカしてるお部屋に入ったの〜😥そしたら、

いきなりバターんっ!!って!!

出られなくなっちゃった😢😢😢

一生懸命こじ開けようとしたけど、

ダメだったの…鼻、擦りむいた…

ねぇーお家に帰してくれるよね〜?

コワイよぉ〜💧」

 

手術が終わると、みんな一目散に走り去っていったとの事です!

コワイ思いさせちゃってごめんね😅

 

もう大丈夫だよ!

みんな元気でね😉✨


2018.01.19

2018年1月6日

長年、野良猫を減らす為、ボランティア、

また個人でもご尽力いただきました、私達の仲間、

Yさんが逝去されました。

 

「猫が希少な動物になればいいのにね…」

Yさんが生前、よくおっしゃっていたそうです。

 

私達と同じ思いでいて下さった方が亡くなられ、

とても哀しく、とても寂しく思います。

 

「これ以上、不幸になる命を生み出さない為に!」

これからも不妊手術を啓発していきます。

 

ご冥福をお祈り致します。

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【殺処分減少の裏に隠れた課題】

約30年前、当協会設立当時は、

日本全国で約80万頭の犬猫の殺処分が行われていました。

2015年度  約8万頭

2016年度  約5万6千頭

(犬  約1万5千頭       猫  約4万5千頭)

かなり減少しているのがわかります。

 

成果が上がっている地域は、

官民連携がうまくいっているそうです。

この減少には、行政の取り組みもありますが、

何よりも、ボランティアさん達の献身的な活動があってこそです。

『殺処分ゼロ達成』の、

ある自治体ではボランティアの尽力によってギリギリで

維持されてるとの事。

 

2013年改正動物愛護法が施行され、

ペット業者などから安易に自治体が引き取らなくなったそうです。

その結果、

闇に消えていく犬や猫も…(引き取り屋などの闇のビジネス)

改正動物愛護法が施行された後も、

ペット業界のビジネスモデル自体は

ほとんど変わっていないのが現状だそうです。

“殺処分ゼロ”の裏では保健所の収容数増加や

保護ボランティアの方々のキャパが限界な状況での数値…

蛇口が閉まっていない現状で、排水溝を閉じている状況(-_-)

まだまだ蛇口を閉めるべき所があると思います。

現在、犬や猫と共に暮らしている方は、

飼い主としての義務を果たし、

その子の最期まで責任を持っていただく事が大切です。

 

今年2018年、動物愛護法改正予定のため、

こちらに足を運んで下さった方々と

共に署名させていただきました。

改正によって、より動物の命を守り、

動物のための法律になればいいなぁと思います。


2017.01.12【今年も宜しくお願い致します。】

昨年は約850匹の猫の不妊手術を行いました。

(飼い猫を含みます。)

 

多くの方が、ふらっとやって来た猫達にごはんを与えて下さり、

手術をして下さいました。

本当に感謝致します🙇

 

今年も不幸な命を生み出さな為に、

    殺処分ゼロ・ノラ猫 ゼロの為に、 

          『不妊手術の重要性』

          更に広まりますように😌!

 

 

お陰様で、年末年始、みんな元気で過ごさせていただきました☀️

ももちゃん!いいお顔できたね〜💕

ももは、みけおとアントンを従えてまーす😆✨

オテンバ娘が炸裂💧

みけお!もうちょっと後ろに下がってくれませんか😅⁈

「何?写真撮るの?」

「これ、ちょっと貸してー?」

「ダメなの?つまんないにゃぁ~」

「じゃぁ、遊ぼうよ〜!」

相変わらず、遊びもいたずらも大好きな、みけお君でーす😁

アントニーは、マイペースを貫いております😊

「最近、ももが戦いごっこをしよう!

って言ってくるにぁ⤵︎😑

眠たいのに〜…」

今年も好きなだけお眠り下さいませ😉

マリーは一時期よりもパワーUP⤴︎

腎臓の数値は悪いけど、ごはん食べてます。

ランは心配な部分はありますが、体重も増えてきて、

元気に過ごしています😊

           ⬇︎来たばかりのラン

ボロボロだったおヒゲ、綺麗な白いおヒゲが生えてきました✨

古い皮膚が剥がれ、黒いものが所々にポロポロと落ってます💦

 

 

今年もまた、

いろいろな境遇の沢山の猫達が、

手術に連れて来ていただくと思います。

 

犬や猫達も人間と同じ、

   “ 喜び・悲しみ・怒り・恐怖など”

感情がある事を知り、

小さなひとつの命を大切に思う人達が増えたらいいなぁ〜

と思います。

 

  🌸今年も宜しくお願い致します🌸