ねこのしっぽ
〜 NAWS ・ くろちゃん日記 〜
2018.05.25【ノラ猫の餓死】
悲しいお話です。
協会がある長野市近郊都市の出来事。
C市に住む方々の、
ノラ猫が餓死したというお話を立て続けに伺いました💧
「えっっ…😨💦」
◇ノラ猫の相談をC市にしたところ、
『餌をやらないで下さい!!』
との指導を受け、泣く泣く餌をやらなくなったら、
数日後、庭先で餓死していた。
◇餌を与えていた数匹のノラ猫について、近所の猛反対にあい、
仕方なく餌を与えなかったら一匹が餓死した。
因みにその猫達は不妊手術済み。
その方は猫が原因での近所の嫌がらせに耐えられず、
止む無く移転を決めたのですが、
移転先に動物との同居可の物件は選ばなかった…
そして愛護団体に、置いていく猫達(動物の遺棄)の
外での餌やりをお願いしているとの事。
この2つの猫の餓死。
今まで餌を与えていたのに、何らかの圧力で、
突然餌を与えなくなった餌やりさんにも、
また、行政にも責任があるのではないでしょうか?
■C市行政は、増え続ける『ノラ猫問題』に
きちんと対策しようとせず、
市民からの相談には、「餌をやらないで!」を繰り返し、
市民に対して、「ノラ猫に餌を与えてはいけない」、
「ノラ猫が餓死しても人間には責任はない」との観念を
植え付けるだけというのはどうなのでしょうか?
他都市で出来ている動物行政が、
ここではなぜできないのでしょうか?
人も動物も共存できる思いやりある社会を目指すはずの行政が、
その圧倒的な力を背景に発する言葉で市民を
行政の都合の良いように導いているとも取れます。
■餌を与える方も、ご自身の気持ちで餌を与え始め、
都合が悪くなると突き放す。
毎日、時間になるといつもの場所にごはんを貰いに行く猫達😐
その日もごはんを貰いに行き、
待ち続け、待って、待って、待って、
貰えなくても、貰えると信じて待ち続け、
餓死していった猫に対して、
餌やりの“責任”はないと言えるのでしょうか?
2018.05.18【三毛猫あんずの傷】
4月8日 一匹の三毛猫ちゃんが保護されました😌
保護して下さった方のお宅に顔を出し、
ごはんを食べるようになったそうですが、お顔に傷が!!!
"あんずちゃん"でーす💕
口元にホクロがあって、とってもかわいい子です😄
不妊手術の為に捕獲器で搬送されて来ましたが、
この怪我も治さなきゃね〜😔
保護して下さったFさんは、
他にも沢山の猫達のお世話をしてくださっていて、
この子のお世話は難しいとの事で、
医療費はご負担いただいて、
こちらでお手伝いする事になりました。
病院に行った所、元の傷はそんなに大きくなかったようですが、
どうしても後肢でカキカキして傷が拡大してしまったようです💦
あんずは初対面時にシャー😠ってしましたが、
すぐに触らせてくれて、ゴロゴロ😁
人と関わってきた猫のようです。
毎日薬を付けて、10日後☀️⬇︎
少しいいかなぁ〜
治りかけは痒くて痒くて😣
カラーの上から一生懸命カキカキ😓
あんずの代わりに首元をカキカキしてあげると、
気持ち良さそうー😆
毛繕いも出来ないので、毎日ブラッシングとお顔拭き、
カラダ拭き!
人と接するのが大好きなあんずです😉
1ヶ月後⬇︎
カサブタが少しずつ小さくなってきました😄
更に一週間後⬇︎
もうちょっと!!
とにかく、人懐こい"あんず"😉💕
傷が治ったら、里親さんを探す事になりました!
あんずを生涯大切にして下さる方、
あんずに寄り添って過ごして下さる方に
巡り逢えたらいいなぁ〜😊
2018.05.11【三毛猫の毛色】
三毛猫のみぃちゃんはとっても“和む”後ろ姿をお持ちです☺️
後頭部と肩の辺りには、筆でポンポンと色を付けたような柄で、
全体的に柔らかい色合いです😃
みぃちゃん!お顔を見せてちょうだい😉
お鼻にはしっかりと黒が入っていて、
この時間は目が細くなって…少々キリッとして見えますね~
猫風邪で、目ヤニ鼻水がなかなか治らない、
みぃちゃんですが、とっても可愛らしい声でお返事します💕
◇"三毛猫"というのはご存知の通り猫の種類ではなく、
日本猫を先祖に持ち、プラス3種類の色の毛を持っている
猫のことをいいます!
★三毛猫の原産となるのは"日本猫"なので、
日本では馴染みのある存在ですが、
海外では、3種類の毛色の猫は珍しいそうです😮
(海外でも3種類の毛色の猫は、ときどき誕生するそうです!)
★色々な種類の猫が世間に広まり、
元々日本にいた"日本猫"と混ざり合った為、
純粋な"日本猫"が年々減少しているとの事😔
★現在目にする三毛猫は、ほとんどが雑種。
★日本が"日本猫"という種を守る事に注意を払わなかった為、
純血の"日本猫"は減っていますが、
海外では人気があり"日本猫"として
大切に飼われているそうです😊
★海外に三毛猫が渡り、現地の猫とかけあわせ誕生したのが、
“ジャパニーズ・ボブテイル”
みんな素敵な三毛ちゃんです💕
出逢った当初の“みけお” スマート!
幼い頃の“あおちゃん”
まだ小さかった“さくらちゃん”
まだ小さかった“オードリー”
むにゅ~っとしたお顔の“マタちゃん”
お顔が覆面柄の“お母さん”
それぞれが唯一無二の命ですね🌸
2018.05.02【きょうのアント😄】
「国内ETF…」
「アントン!投資信託⁈すばらしねぇー😻」
「俺の背中はどお?雄弁?」
「まだまだだね…」
「これいいにゃーーーーー😆!」
「“なでなでねこちゃんDX2”
なでると鳴くんだってー!
とらちゃんとアメショーちゃんと
みけちゃんの3匹だってーーー💕
福祉製品として認証されたんだってよ〜😮
シニア層にも人気なんだぁ〜😀」
「お金持ってないじゃん😑」
「じゃぁもう寝る…😪」
「そだねぇ〜😅」
2018.05.01【N地区の猫達②】
前回の飼い主さんを失った猫達の事について、
沢山の方からお話を伺う事が出来ました。
その中には、不妊手術の重要性を知り、
早速、飼い猫の手術をした方もいらっしゃいました😊
話を進めていくと、また違うお宅の猫のお話に繋がりました。
その場所の一つ丘の向こうにあるお宅だったそうです。
高齢の方がお一人で暮していらっしゃるとの事。
三毛のみぃちゃんと子供のシロクロちゃん😊
みぃちゃんはシラミに寄生されていて、
掻きむしり、所々脱毛していました💧
風邪の症状が酷く、血混じりの鼻汁と目ヤニ、
軽い気管支炎にかかっているようで、
ゲホゲホと苦しそうに咳をします😓
飼い主さんはこの子達だけは、
ご自分の家の子だとおっしゃったようです。
その他にブラウンのクラッシックタビーの男の子
(麻酔時の写真です。)
以下の子達は、ふらっとやって来た猫で、
その周辺の猫達のエサを“盗み食べる”ような生活⁈のようで
痩せ気味でした。
胴体部分の側面には、傷が…
そしてこの子とそっくりな女の子😌
この子達もシラミにやられていました😵
この子はロクちゃんと名付けました!
ロクちゃんもクシャミと緑色の鼻汁で苦しそう…
そしてシラミで脱毛💦
ミケーラ!
この子はオス猫にマウントされていたので、
メスだという事で入って来ましたが、
シラミの駆虫と緑色の鼻汁の治療を先に行い、
手術の日にオスだった事が判明😅
ブラックスモークタビーで、なかなかステキな男の子です✨
十分に食べられなかったようで、
ごはんの時は目の色が変わりガツガツします😁
この他に、茶トラのガリガリの男の子が…
みんなシラミ、回虫が身体に住み着いていました💧
そして女の子達は、当然“妊娠”していました😣
前回掲載した子達も今回の子達も、威嚇したり攻撃したり、
"絶対に人間なんか信じるもんか"
と頑なに思っている子は一匹も居ないようでした😌
みんないい子です💕
郊外でまだまだ飼い猫に不妊手術をし、
責任持てない猫を増やさない!という考え方は浸透していないので
◆未施術の飼い猫+ノラ猫+捨て猫
=爆発的に増える😵😵😵‼️
◎人目につかない山間に犬猫が捨てられています💢
●悪質な業者による遺棄
・売れ残り
・病気などで売り物にならない
・身体がボロボロになるまで繁殖に使い、もう産めない
(犬猫が命ではなく、物として扱われている。)
●増え過ぎて手に負えなくなったから
●引越しで飼えなくなったから
●病気になりお金がかかってしかたないから
●衝動買いしたがやっぱりいらない
など、人間の勝手で捨てられる…
さまざまな問題がありますが、
すぐに出来る事、
『飼い猫に不妊手術をし、その命に最期まで責任を持つ』
これを徹底しないと、更に、問題が拡大!
*ご近所に負担と迷惑が掛かる
*猫を飼う気も、関心もないご親族にも迷惑を掛ける
人間の無責任や身勝手に振り回され
一番の被害者は猫達に😿
2018.04.24【N地区の猫達①】
この地区の猫事情を知る事になったのは、
ある紙面に掲載されていた猫ちゃんがきっかけでした。
「ある場所に突然現れた猫がとても人に馴れていて、
放っておく事が出来ずに、家族として迎え入れた。」
と、いう内容でした。
どうやらその子は、その場所に遺棄されたようです。
※動物の遺棄は犯罪です!
いろいろな方にお話を伺うと…
「飼い主さんが亡くなって、
その人が餌をやっていた猫達が家から出され、
周囲に散らばっている。」
…えっっ…😥
人が立寄る、店舗でごはんをいただいている子が居ました。
ボランティアの方達が、その方とお話しをし、
手術をする事になりました。
クロちゃんはとっても人馴れしていて
撫でられたくてしかたない😆
クシャミ鼻水、左目は結膜炎でした😞
この子達はいつも一緒にいるんですって!
(左が女の子で右が男の子😊)
目ヤニと鼻水💧
少し風邪が良くなってきてからの写真です⬇︎
ちょっとつり目がチャームポイント💕
そっくりなキジちゃん兄妹⁈です😄
とっっても、穏やか〜
洋猫の血統を受け継いでいると思われる、このふたり!
左がルーブ・女の子・2才前後位
右がリム・女の子・7〜10ヶ月位
ルーブは目ヤニと血混じりの鼻水💦
リムは黄緑色の鼻水😓
風邪が蔓延しているようです😔
鼻が詰まって、うまく呼吸が出来ず、
舌が出ちゃいます…
風邪の治療を先にしてから、手術をお願いする事に!
周囲の方の話では、
リムちゃんの母親は上の写真のキジちゃんなんですって😮!!
父親に似たんですね〜
だいぶ風邪が良くなってきたルーちゃん
ルーはキジちゃん達に目が似てるんですけど、ご親族ですか⁉︎
どうやらそのようです😅
写真を撮り忘れてしまったのですが、
下の画像のような、
シルバークラッシックタビーの男の子も来ました😑
とにかく、みんな人に甘える事をしっている猫達!
この子達のお世話をしていて亡くなられた方の
お話も伺えました🍀
『自分の食費、暖房費を削り、
猫にごはんを与えていたそうです。』
猫達の人に対する接し方を見る限り、
この方が猫達をとても可愛がっていた事がわかります😂
周囲の方のお話、猫達の特徴から、
この方は、この地区に遺棄されてきた猫達に
ごはんを与えてきたのではないかと予想されます(。-_-。)
ルーブの親、リムの父親、クラッシックタビーの男の子の親、
また、その猫達の親は違う場所から持ち込まれ、
遺棄された純血種の可能性もあるのでは?
"飼い猫を捨てていく"
"悪徳な業者が遺棄していく"
そうだとすると、そのような遺棄される猫達(犬達)が
多い地区の方で、そんな子達を放っておけない人達も
被害者になりますよね!!
次回②です!
2018.04.13【野良猫と野猫の違い】
◇野良猫(のらねこ)とは◇
人間の生活圏で生活するイエネコのうち、
人に直接飼育されていない・特定の人が
住んでいる家をねぐらとしていない猫の総称だそうです。
◇野猫(ノネコ)とは◇
人間の生活圏から離れて山野へ移り、
野生動物となった猫を野猫と呼び、区別しているそうです。
私達の生活圏で目にする猫達は、
“野猫”ではないし“野生動物”でもない、という事になります。
では、イエネコとは?
イエネコの起源は、ネズミを捕獲する目的で
飼われはじめたヨーロッパヤマネコの家畜化で、
ヨーロッパヤマネコの亜種とされているそうです。
イエネコ=飼い猫
昨年、ネットに掲載されていたニュースで、
イエネコに関する研究の一環として行われたDNA分析から、
「ネコは人間が家畜化したのではなく、
自ら人と暮らす道を選んでいたことが明らかになった。」
という記事がありました!
人と暮らしていくべき動物✨
「ノラ猫に餌をやってはいけない!
野生動物は自然のままにしておくべき!」
と、いう言葉を聞いた事があります。
野生動物ではありません…😔
「餌はやる。でも、手術はしない!
野生動物に人間が手を出してはいけない!」
…矛盾してます…😓
まず、飼い猫に責任を持つ!!
●飼い猫を野良猫にしないように❗️
●飼い猫から野良猫を増やさないように❗️
責任持てない命を増やさないように、
不妊手術をお願いします🙇
2018.04.06【猫の移動は充分注意を!】
こちらでは、手術日の予約のお電話で、
ノラ猫や人馴れしていない猫以外の、
「飼い猫や人馴れしている猫」を連れて来ていただく際に、
『洗濯ネットに入れられますか?』
と、お伺いしています。
◎洗濯ネットに入れていただく事で、
万が一、キャリーやケージに不具合が生じて
猫が出てしまう状況でも、
猫が"猛スピードで逃走する"事を回避できます!
ケージが解体しないように、
結束バンドなどでしっかりと留めておくのも大切です。
☆☆☆洗濯ネットのメリット☆☆☆
◇閉鎖的な狭い空間が好きな猫は、
洗濯ネットに入ると落ち着く子が多いようです。
■猫は自分の普段生活している場所以外の
知らない場所にいく事は、とてもストレスになります。
(動物病院、引越し等)
ネットに入れる事で、猫がとっさにとる行動を抑える事もでき、
注射やその他の処置もしやすいです。
■室内飼いの猫の爪切りをしたい時にも、
ネットに入り落ち着いているところで、
爪をネットの隙間から出して切ったりもできます。
△▽△デメリット△▽△
突然、無理矢理ネットに入れようとすると、
猫は慌ててしまい逃げようとします。
人の側も必死になり追い回す状況は、猫にとって、
ただただ嫌な思いをする事になり、
その後、病院などで怖い思いをするとトラウマになり、
ネットを見せると逃げる…と、なってしまいます。
★ネットに馴らすには!
普段からネットを広げた上で遊ばせたり、
オモチャを使ったり、おやつを利用したり!
遊びの中で、フワッと身体に被せてみたり!
"怖いものではない"と思わせておきましょう!
ネットをぐるっと結んだものは、
なかなか興味を示して遊んでくれます。
ももはちょっと気に入ったみたい😉
みけお達は、ネットに入って落ち着くタイプではありません。
注射の時は、入ってもらった方が、
猫も安全なので、一瞬で入れて行うように心掛けています😐
**猫を逃がさないように❗️❗️**
ネットに入れることが不可能な子は、
直接キャリーやケージに入れなければなりませんが、
猫を入れたキャリーやケージの要所、要所を
ガムテープで補強したり、更に風呂敷や大きな布で
包んで来てもらうようにお願いしています。
ペピィのカタログに、キャリーカバーがあり、
この商品は活用できるのではないでしょうか😄
以前、びっくりしたのは、手術予約日の朝、
車から降りた飼い主さんが
“肩に猫を乗せて入って来た😨💦”
恐ろしい事です!!
説明時に猫を逃がさないように、
口を酸っぱくしてお伝えしている事を、
全く聞いていただいていませんでした😔💧
~ ノラ猫を減らす為に!!~
“責任持てない命は増やさない”
“猫を捨てない”
“猫を逃がさない”