ねこのしっぽ

〜 NAWS ・ くろちゃん日記 〜

2018.07.09【仔猫の“まびき”、猫の“遺棄”これは"犯罪です❗️"」

最近でも山間の地域や島では、

「猫があまりに増えすぎてしまった」

「仔猫が生まれ過ぎた」

という理由で、山に、川に、海にと

“遺棄”する、いわゆる“間引き”が行われているようです。

 

*遺棄とは*

◎捨てて顧みないこと

◎置き去りにすること

さほど田舎でなくても、

「昔は自分で間引きをしていた」と話す年配の方、

「子供の頃、大人がそうしているのを見た」と話す方も

いらっしゃいます。

※イメージです

 

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▲先日あった出来事

《◯◯村のSさんのお話》

母猫の不妊手術をする為にいらしたSさん。

留守番をしているはずの仔猫4匹について、

聞き捨てならない発言がありました。

 

「他人に頼んで仔猫3匹を山奥に遺棄してもらった。

1匹だけ家にいる。」

という発言があり、すぐに警察に通報しました。

またその地区の管轄の行政にも連絡。

 

次の日、再度お話を伺った所、

「仔猫3匹は突然居なくなった」

「どこへ行ったかは知らない」

と、前日の話とガラッと違う返答に、

腑に落ちない点が多々ありました。

 

Sさんの発言の中で、捕獲オリを積んだ軽トラに

見慣れない男性が乗っていたという話しも出てきました。

 

警察署は通報後、ご本人に事情を聴くために

すぐに連絡を取って下さったとの事です。

ご本人が否定、また確たる証拠がない以上、

もう少し独自に調査する事にしました。

また、警察署にも伝えたところ、

その後の結果を見て動いて下さるとのことでした。

 

管轄の行政には、

●仔猫の間引き、猫の遺棄は犯罪であるという事の啓発と

 それをやめさせる対策のお願い

●猫の不妊手術の必要性を周知

●人からの依頼で、猫の遺棄や命を奪うことは

 犯罪であるという事の啓発

●動物との共生を望む方の相談に乗っていただきたい

という、お願いをさせていただきました。

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◆長野市近郊の山間部や、近隣市町村では、

猫が増えて困っている人から依頼を受け、

請け負う業者(もしくは個人)がいるとのうわさが絶えません!!

 

〈2016年4月の山中に23匹遺棄〉

住民からの連絡で、長野市信州新町の山中に

4月26日までに21匹、その後2匹、長野市保健所が保護。

長野中央署に通報し、同署が動物愛護法違反(遺棄)の疑いで

捜査しています。

※写真、お借りしました。

 

市と県警は、一般家庭で増えすぎ飼えなくなって

山中に遺棄したか、

ペットショップやブリーダーから不要になった

犬猫を引き取る「引き取り業者」により遺棄されたとみています。

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今も当たり前のように行われている、

仔猫の間引き、そして遠くの山奥に遺棄するという行為。

 

生まれて間もない小さな命を、人間の勝手で奪う…

普通に行っていた事がどんなに残虐で酷い事をしているのか!

 

愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪です。

違反すると、懲役や罰金に処せられます。

 

愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者

    →2年以下の懲役または200万円以下の罰金

愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど

虐待を行った者

    →100万円以下の罰金

愛護動物を遺棄した者

    →100万円以下の罰金

 

※愛護動物とは

    1 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、

    いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる

    2 その他、人が占有している動物で哺乳類、

    鳥類又は爬虫類に属するもの

 

かつては方法もなく必要悪として習慣化・常識化していた

間引きや猫捨てが、

猫の不妊手術の一般化・社会環境の変化やモラルの向上で、

今では”非常識どころか犯罪である”ということに

気づいてもらうには、行政や民間ボランティア等の

啓発活動が必要不可欠であり、

しかも早急の対応が必要だと思います。

 

増えては困る命ならば、増える前に不妊手術という

手段がある事をもっと知っていただきたい。


2018.06.29【猫 脱走防止対策】

たら〜っと汗が流れるのを感じる今日この頃😑💦

窓を開ける季節になって参りました。

 

今まで、協会の猫部屋の北側の窓にはワイヤーネット+網戸、

南側は網戸の枠が無かった為、

暑い日は、ロックが出来て風も通る雨戸を閉めていました😄

太陽の光を遮るので、ある意味多少涼しかった…のですが、

雨戸なので

やはり部屋の中が暗くなってしまい外の景色も見えません😌

 

☆外も見える☝️😄

☆風も通る☝️😃

☆虫も入らない☝️😁

 

建物の補強や修繕などをして下さるボランティアさんが、

廃材や100円ショップの材料を使って

作って下さいました!

 

木枠は固定していただき、しっかりハマっています😀

ワイヤーネットを木枠に固定!

コの字型の留め具「ステップル」

これを使って、木枠に固定!

結束バンドを使いワイヤーネットの長さを調整。

網戸の網を木枠に打ち付けていただきました!

「お外も見えて、風も気持ちいいよ〜😸」

去年、取り付けてもらったものは、

網戸の枠にワイヤーネットを固定していただき、

更に!!網戸ごと窓枠にしっかり固定してもらってます😊

 

猫は外を見るのが大好き😁

みけおも楽しそうに眺めてる〜😸

一定の幅のみ窓を開けたい場合は、

窓用ロック(補助鍵)もあると安心です😄

 

いつ何時何があるか分からないので

しっかり対策しておきたいものですね!

 

先日、ある御宅にお邪魔した際も、

2ヶ月くらいの仔猫が網戸に登って遊んでいました💧

万が一、網戸が破れて外に出てしまったら…

 

念には念を😃👍


2018.06.22【ランの近況報告😊猫の真菌症】

3月の末、再び背中に黒斑がポツポツと…

病院に行き、また毎日お薬😣

 

仲良しだったマリーが天に召されて

3日目、ランの元気がなくなってしまいました💧

「ねぇ〜ねぇーマリーは、もう帰って来ないの…?」

一日一日過ぎて行き、

マリーが居ない事を実感してきているみたい😔

いつもは顔を見て、のび〜んとして、

「おはよぉー☀️ご飯食べる〜😊!」

と、駆け寄って来るのに…

さみしくなっちゃったね😢

 

でも、それを乗り越えていくんだよ!…と、言い聞かせ😌

 

ある日、ボランティアさんの皮膚に異変が😧!!

(画像、お借りしました。)

手洗いは事あるごとにしていたのですが…

皮膚にリングワーム(リング状の赤い湿疹)😵!!

かゆくて、かゆくてぇ〜

これって、"真菌"!!!!

ランの食欲が細くなってきてしまい、

人間にリングワームが出てしまった事も含め、病院へ😑

 

ランは真菌症(皮膚糸状菌症)いわゆる

“カビ”だと思う、と言う事でした。

 

この黒い斑点はカビだったのです!

 

ランをこちらでお預かりした当時⬇︎

ガリガリで、カラダの半分に被毛がなくて、

尻尾も半分脱毛、バッサバサな状態😵

この時はまだ目立った黒斑はありませんでした。

 

いろいろな場所に存在する"カビ"

健康ならば問題なく跳ね除けられるものが、

抵抗力が衰えていると菌に負けてしまうそうです💦

内服薬と真菌用のローションをいただきました。

 

薬が終わってしばらく経過。

薬が効いてくれて、カチカチの肉球も…

                        ⬇︎

少し肉球らしくなってきたね✨

カビは抑えられたようですが、

表面はカサカサでヒビ割れが目立ちます😔

痛みと違和感があるようで、片方だけ前脚を上げていたり、

プルプル震わせたり。

毎日クリームを塗っていますが、

プニプニに戻るには、もうちょっと掛かりそうです☺️

被毛はホワホワ産毛みたいなですが、

ちゃんとカラダを覆ってくれてます!

「見て!見てぇ〜!ボクの足の裏😁」

 

その後、『まだ居たの〜😱‼️』

また便に回虫出ました😥

 

5月に入り、血液検査で腎臓が悪い事がわかりました💧

保護される前の日々の積み重ねから

後々いろんな形で症状が出てきているようです。

 

ここ最近は、安定して食欲もあり、

一時期2.1kgまで減少した体重が2.7kgになりました!

ランが安定して日々過ごせますように😌✨


2018.06.18【仔猫が増える時季、里親詐欺にはくれぐれも注意を!!】

新聞や地域の情報紙の、

「犬や猫、その他の動物の里親募集や譲渡希望」掲載欄。

 

〈差し上げます〉

〈譲って下さい〉

===以前あった出来事===

数年前、まだ、"里親詐欺"という言葉も

聞きなれない頃の話だそうです。

 

飼い猫が産んだ仔猫を譲渡したい方が、

紙面のペット〈差し上げます〉の欄に掲載されていました。

 

私達の協会のボランティアさんは、紙面に掲載された朝、

「その猫を何の心配もなく譲る事が出来るのか」、

必ず電話を入れていたそうです。

 

その日、電話した方は、すでに猫を手渡していましたが、

『可愛がるので、是非、私に譲って欲しいと言って猫を貰い、

その後虐待や動物実験、実態ははっきりとしないけれど、

猫の行方が分からなくなる事があるようですよ!

身分証明書などコピーを取り、

猫はその方の家まで連れて行った方がいいのですが、

大丈夫ですか?』

と、お伝えすると、

その方は慌てて確認したそうです😔

 

電話は通じない…

その住所の場所まで行ったが、家がない…

 

譲渡した方は、その事が原因で、心を病んでしまい、

入院されたそうです😞

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その他にも何件か、そのような出来事があったと伺っています。

 

「先日の紙面に掲載された方に連絡を

入れさせていただきました!」

 

☆〈譲って下さい〉に掲載された方と、

 お電話でお話させていただきました😊

 

その方は、「掲載に時間が掛かって、

今、現在、もう猫と暮らしている」との事でした。

 

●譲渡会という方法もある事をお伝えしたくて、

 お電話させていただきました。

 

☆〈差し上げます〉に掲載された方と

 お電話でお話させていただきました😄

 

その方は、「お陰様で、沢山の方から電話をいただいて、

みんなもらい手がつきました!」とおっしゃっていました。

 

●必ず身分証明書等のコピーをいただいた方が

 確実かと思われます。

 (それを拒む方には譲渡しない方が無難かと思われます。)

●譲渡する方にお届けするのが確実かと思われます。

 (取りに行くからいい!と言われても

 必ずその方の家まで届けることをお勧めします。)

譲渡する際に気をつける事をお伝えしました。

 

この方は、猫詐欺の件はご存知ありませんでした😓

(知らない方がまだまだ沢山いらっしゃいます。)

とてもびっくりされていました❗️

 

飼い猫のお腹が大きくなってきて、せっかくの命だからと、

産ませたそうです。

初めての出産で、しばらくしたら、不妊手術をするとの事です。

安心しきった天使のような寝顔✨

この子達を守る為にも、

譲渡する方がしっかり見極めていただきたいと思います🙇

 

猫の里親を希望する人の中には、

純粋に猫との生活を考えている人だけではありません‼️

 

仔猫が生まれ、〈差し上げます〉に申し込む方にも、

このような事がある事を知っていただいた上で、

慎重に譲渡していただけたらと思います🙇

 

猫を譲渡したい方がいらっしゃったら、

是非、情報交換していただき、広めていければと思います🙇

 

 

“悲しい思いをしないように…”


2018.06.08【迷子犬を見かけたら!】

以前、“迷子の犬”を国道沿いで見かけた方から、

メールで相談をいただきました。

しかし、それは前日の出来事で、日付けが変わって、

「やはり心配で、心配で…」という内容のメールでした。

 

『犬は動けない状態以外は、

常に彷徨い歩いて動いて行きます!!』

 

何時間も時間が経過してから、その場所に行っても、

ほぼ見つけられないでしょう。

◆迷い犬を見かけたら!◆

☆公的機関に連絡

・保健所

・警察、交番

・自治体(動物愛護センターなど)

(役所に相談すれば、どうすればよいかを伺うことが

できるそうです。)

 

※迷い犬は、怯えていたり、緊張していたり、

興奮していたり、平常心では無い事が多いかと思われます。

保護する事を無理せず、その場で早急に公的機関などに

連絡をしましょう。

(安全に保護出来る場所は、保護していただき、

公的機関に連絡していただけたら、と思います。)

 

首輪や鑑札などから、

すぐに家族の元に帰れる可能性もあります😄

時間が経つにつれて、移動の距離も長くなり、

事故や怪我、いろいろな心配も出てきます!

見かけたら、すぐに通報を❗️

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【今年も暑くなってきました😵】

「あぢぃーーーーーーよぉぉ〜💦」

また、今年ものびのびアントン😄の季節がやって来ました(^◇^;)

みけおも“あちーよ〜ポーズ”😆

「何見てるんのー😒」

仲良く、男ふたりで涼しい場所探したりして!!

 

□暑さ、寒さに対して強い子、弱い子は、

猫種、長毛、短毛、ダブルコート、シングルコート、

体格差、年齢、持病など、みんなそれぞれです😊

 

室内飼いの猫達も増えてきて、

昼間はお留守番の子達も多いかと思います!

(わんちゃんも同じですよね!)

熱中症にならないように対策を!!

 

対策については、また次回掲載させていただきます🙇


2018.06.01【ペットショップでの生体販売】

先日、某ペットショップにケア用品を求め、立ち寄りました。

 

目に飛び込んで来たのは、ショーケースの中に居た、

"ボルゾイ"と"アイリッシュセッター"の仔犬…😔

 

小型犬の仔犬が多い中、大型犬の仔犬は大きさが目立ち、

ショーケースが窮屈そう…

 

人が近付くと、遊びたくてしかたないセッターの仔犬は、

狭い空間でドタバタと音を立てて、体全体で回転したり…😞

ボルゾイの仔犬は、床にぺトーンと伏せたまま、

目だけが人を追っていました😑

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★ボルゾイ★

体重 35〜48kg

体高 69〜79cm

寿命 10〜12年

立ち上がると2mほどになる!

ロシア原産

 

●散歩は1日2回  1時間〜2時間くらい

●長毛ダブルコート!週に2〜3回はブラッシングを😌

 換毛期にはたくさんの毛が抜け落ちる

●大型で垂れ耳のボルゾイは外耳炎になりやすい為、

 時々耳掃除をする

●原産国が寒い国で長毛をまとったボルゾイは、暑さに弱い

 

◇ボルゾイはもともと狩猟犬

毎日の長めの散歩に加えて、ドックランなど広い場所で

思いっきりダッシュさせてあげるなど、

運動させてあげる必要があるそうです。

 

◇ボルゾイは皮膚が弱いのでシャンプーでカラダを

清潔にしてあげる事が大切なんですって!

 

 *かかりやすい病気*

 ◎胃捻転

 ◎皮膚疾患

 ◎外耳炎

 ◎熱中症     等

 

脚が細い為、骨折など脚の怪我に注意が必要だそうです。

 

★アイリッシュセッター★

体重 27~33kg

体高 64~69cm

寿命 12~13年

アイルランド原産

 

 *かかりやすい病気*

 ◎胃捻転

 ◎肘・股関節形成不全

        (遺伝性要因が強い病気)

 ◎進行性網膜萎縮症

        (こちらも遺伝性要因が強い)

 ◎耳の病気

 ◎てんかん

 ◎皮膚疾患    等

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どちらの犬種も通常ペットショップでは

あまり扱われない犬種だそうで、

この犬種に惚れ込んで、家に迎えたい方はブリーダーさんと

やり取りする事が多いそうです。

 

この子達は、行く当てなく誕生した命です。

"魅力や素晴らしさ"そして、"この命の尊さ"を理解して、

一生涯寄り添って暮らしていける人に巡り会い、

幸せになれるのでしょうか…?

 

 

◆先日、フジテレビのお昼の番組で、

福井県の「パピーミル(仔犬工場)」

“400匹を過密飼育”刑事告発というニュースが

取り上げられました。

劣悪な環境、まるで物のように扱われる命…

この状況に心を痛め、もう限界😨と感じた人が

内部告発したそうです。

          (詳しくは、福井新聞 )

 

◆芸能人がペット関連のプロジェクトに参加し、

「ロサンゼルスにはペットショップが一軒もなくて、

引き取るのが当たり前、殺処分もほとんどない。

日本もそうなっていくべきなんじゃないか。」(一部省略)と

発言していました。

 

日本では当たり前に、犬猫がペットショップに並び、

「お買い得セール!!」

「割引セール!!」

命が安売りされている…😥

 

そんな中、そこに疑問を感じ、

生体販売をしないペットショップが、

岡山県、大阪府、千葉県などいくつかあるそうです。

長野県では大町市の”Petshop チャイム”さんも

生体販売をしないペットショップだそうです。

ショップの中には、保護犬や猫がケージにいて、

里親募集をしているところもあるそうです。

※28年度の殺処分数は55,998頭(環境省統計資料より)